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「◯◯なやーつ」で人気のお笑いコンビ「ハライチ」って?経歴や魅力、代表的なネタを徹底解説

お笑いコラム
公開日:2021年5月26日 更新日:2021年5月27日

執筆:笑まる編集部

笑まる編集メンバーが更新しています。お笑い芸人を目指している方、売れるために頑張っているお笑い芸人の方を応援しています。 お笑いに関する情報を面白く、時に真面目に幅広くご紹介します!

皆さんは大活躍中のお笑い芸人、「ハライチ」をご存知ですか?

「ハライチ」は2009年のM-1グランプリがきっかけで、特徴的なノリボケ漫才が話題となり、長くテレビで活躍中のお笑い芸人です。
結成4年目でM−1グランプリ決勝進出を果たし、若くして売れていった「ハライチ」には一体どんな秘訣があるのでしょうか?

今回はそんな「ハライチ」をコンビ結成から現在に至るまで詳しく紐解いていきます。



大活躍中のお笑い芸人「ハライチ」とは?

「ハライチ」とは岩井勇気さんと澤部佑さんが2005年に結成したワタナベエンターテインメント所属のコンビです。同期にはサンシャイン池崎さんや「チョコレートプラネット」などがいます。

2009年のM−1グランプリで決勝に初進出したことをきっかけに注目を集め、テレビに引っ張りだこになりました。

「ハライチ」のプロフィール

「ハライチ」のメンバーである岩井勇気さんと澤部佑さんのプロフィールについてご紹介します。

岩井勇気さん

岩井さんはボケでネタ作りを担当しています。
1986年7月31日生まれ、身長171㎝、体重58kg、O型、出身は埼玉県上尾市です。

趣味はアニメ・アニソン関連、邦楽ライブ鑑賞、麻雀で特技はサッカー(県1位)、フットサル(全国3位)、ピアノです。ラジオ番組「ハライチのターン」でも頻繁に曲を流したり、スピッツのグッズTシャツを衣装として用いたりするほどスピッツの大ファンのようです。

岩井さんはtwitterを頻繁に使用されており、世間に媚びないストレートな物言いが人気で45万人もフォロワーがいる人気アカウントとなっています。
Twitter「岩井勇気 ハライチ」

ラジオ番組「ハライチのターン」では猫のニュースを毎週紹介する番組唯一のコーナー『今週のネコちゃんニュース』を行うほどのネコ好きで、Instagramではネコちゃん専用のアカウントを持っています。
Instagram「岩井勇気 ハライチ」(@iwaiyuki_neko)

澤部佑さん

澤部佑さんはツッコミを担当しています。
1986年5月19日生まれ、身長172㎝、体重83kg、O型、出身は岩井さんと同じく埼玉県上尾市です。

趣味はNBA観戦、ロックフェス巡り、個室ビデオで特技はバスケットボールです。
2013年に一般女性と入籍しており、お子さんが3人いらっしゃいます。
近年では、バラエティ番組だけではなく俳優としても活躍しており、様々なテレビドラマに出演しています。

「ハライチ」の経歴

「ハライチ」は幼稚園からの幼馴染の2人で結成されており、小学生の頃にはコントを披露していたようです。当時はもう1人の同級生も入れたトリオだったようです。
2005年1月、2人は高校3年生でコンビを結成しました。コンビ名は出身地である「原市」からとったそうです。

同年3月に開催されたワタナベコメディスクールのイベントでグランプリを獲得し、2期生としてワタナベコメディスクールに入学します。同年開催のM−1グランプリでは結成1年目ながら3回戦まで進みました。

一方2006年、2007年のM−1グランプリは1回戦落ちしてしまいます。転機となったのは2008年のM−1グランプリです。ハライチの代名詞となったノリボケ漫才で準決勝に進出します。そこから勢いに乗ったハライチは翌年のM−1グランプリ2009で決勝進出し、ブレイクを果たします。

「ハライチ」の芸風

ハライチのブレイクのきっかけとなったのはノリボケ漫才という漫才のスタイルです。岩井さんのボケに対して澤部さんがツッコまずに話に合わせて行き、ボケを重ねていくというスタイルです。
岩井さんが語呂の近い言葉を澤部さんに振っていき、段々当初のテーマと離れていくなかで、最終的に澤部さんが「関係なくなっちゃった!」とツッコんで終わります。

バラエティ番組では澤部さんはひな壇からロケ、MCまでマルチに活躍されています。ふっくらした体型に坊主頭という親しみやすい出で立ちの澤部さんは、お茶の間から非常に好感度が高いです。

2020年のテレビ番組出演ランキング(株式会社エム・データ調べ)では10位にランクインしています。帯番組の司会者や連続テレビ小説出演の役者の方が上位を占める中で帯番組をもたない澤部さんが上位にランクインしているのはその人気が伺えます。

一方、活躍する澤部さんに対して長らく「じゃないほう芸人」と呼ばれた岩井さんも近年「腐り芸人」という新しいジャンルを切り開いたことでテレビで見る機会が増えました。
独特な物の見方と周りに媚びない芯を食ったストレートな発言が特徴的です。その独特な感性はエッセイにも発揮されており、著書の「僕の人生には事件が起きない」はロングセラーになっています。

「ハライチ」の代表的なネタ

ペットのネタ

ハライチがM−1グランプリ2009の決勝ファーストラウンドで披露したネタです。
岩井さんがペットを買いたいというところから始まり、「おとなしいペット」から語呂合わせのように始まる岩井さんのフリに、澤部さんがノリボケしたおすところが非常に面白いネタです。

未知の生物が身体に寄生するネタ

爆笑ヒットパレード2019という正月のネタ番組で披露されたネタです。
澤部さんが未知の生物から寄生されて脳から話しかけられるという設定でネタが始まります。
一人で間を持たせる澤部さんの技術と、正月の生放送にこのセンス溢れるネタを持ってくる岩井さんに脱帽です。

ハライチはなぜ早く売れたのか

ハライチは同期の芸人の中でも突出して早く売れました。
その理由はネタ作りを担当する岩井さんの鋭い分析力にあります。

岩井さんは、王道のしゃべくり漫才というスタイルをとってしまうと、技術を積み上げるのに時間がかかってしまい、売れるのが遅くなることをわかっていました。
そこでノリボケ漫才のような、目新しくて技術だけに頼らないシステムで笑わせる漫才を作りました。これによってM−1で結果を出し、早く売れることができています。

ハライチに学ぶ!売れるために必要なこと

ハライチの漫才はノリボケ漫才という新たなシステムの漫才が話題になりブレイクしました。そんなハライチはネタ合わせを入念にせず、本番前に岩井さんがネタを澤部さんに渡し、数回合わせただけで本番に臨むそうです。

直前に渡しても大丈夫という岩井さんの澤部さんに対しての信頼と、必ず面白いものが出来上がるはずだから待っていようという澤部さんの岩井さんに対する信頼がハライチのブレイクの鍵なのかもれません。

まとめ

今回は大人気のお笑い芸人「ハライチ」についてご紹介しました。
国民の弟のようなキャラクターで万人に愛される澤部さんと、好き嫌い分かれるが独特の感性を持つ岩井さんからなるお笑いコンビです。
それぞれ役者やエッセイストとしてマルチに活躍されています。

今後のお二人の活躍からは目が離せません。

執筆:笑まる編集部

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