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お笑い◯世代の元祖!?お笑い第3世代の定義や該当する芸人とは

お笑いコラム
公開日:2020年7月30日 更新日:2021年1月5日

執筆:笑まる編集部

笑まる編集メンバーが更新しています。お笑い芸人を目指している方、売れるために頑張っているお笑い芸人の方を応援しています。 お笑いに関する情報を面白く、時に真面目に幅広くご紹介します!

最近「お笑い第7世代」という言葉をよく耳にしますが、他の世代はどんな芸人がいるかご存知ですか?
実は「お笑い第◯世代」という呼び方は「芸歴なのか」「売れ始めた時期なのか」など基準が明確に定義されていない呼び方です。
しかし、そんな中でも第◯世代と明確に呼ばれている世代があります。

それは、お笑い第3世代です。

お笑い第3世代はダウンタウンやとんねるず、ウッチャンナンチャンらが区分されている世代で「お笑い◯世代」と最初に呼ばれた世代です。

ここでは「お笑い◯世代」という呼び方が使われ始めたきっかけや、さきがけである第3世代について詳しく紹介していきます。



お笑い第3世代とは

「お笑い◯世代」の元祖は「お笑い第1世代」ではなく、実はとんねるずやダウンタウン、ウッチャンナンチャンらをはじめとする「お笑い第3世代」です。

当時のお笑い界はのちに「お笑い第2世代」と呼ばれるBIG3のタモリさん、ビートたけしさん、明石家さんまさんらがテレビを独占していた状態でした。

そんな中、新しい価値観の笑いを生み出して行くダウンタウン達に、テレビ局がバラエティーの世代交代という意味合いを込めて「お笑い第3世代」と名付け発信していったのがきっかけです。

お笑い第3世代はそのほかにもダチョウ倶楽部や出川哲朗さんなど、現在もバラエティやCMで大活躍している芸人が多いです。

お笑い第3世代が「お笑い第◯世代」のハシリ?

一般的にはテレビ局が「お笑い第3世代」と発信したことが「お笑い第◯世代」の呼び方のハシリとなっています。

ダウンタウンをはじめとする「お笑い第3世代」が登場したのちに、タモリさんらBIG3を「お笑い第2世代」、ドリフターズらを「お笑い第1世代」と呼ぶようになりました。

最初から「お笑い第1世代」「お笑い第2世代」と呼ばれていたわけではないので、「お笑い◯世代」とお笑い芸人を世代で分類して呼ぶことの始まりは、第3世代といえます。

最近はお笑い第7世代が話題に

お笑い第7世代とは、霜降り明星やEXITなどをはじめとする最近人気の若手芸人のことを指します。
しかし、第7世代といっても明確な定義があるわけではなく、「平成生まれの20代の若手芸人なのか」「平成生まれの20代の売れている若手芸人なのか」など基準は曖昧になっています。

そもそもお笑い第7世代という呼び方は、第3世代と異なりテレビ側が発信したのではなく、霜降り明星のせいやさんがラジオ番組で話したことがきっかけとなっています。

▼第7世代について詳しく知りたい方は
話題のお笑い第7世代とは?定義と該当する芸人、その他の世代を解説

お笑い第3世代を代表とするお笑い芸人

ダウンタウン


誰もが知ってるお笑いコンビのダウンタウンは、松本人志さんと浜田雅功さんのお笑いコンビで、お笑い第3世代の中心的な存在としてテレビで見ない日はありません。
二人は、多くの人気芸人を輩出している吉本総合芸能学院(NSC)の一期生で、松本さんは同級生だった浜田さんの誘いで入学しました。

松本さんは当時企業から内定をもらっていましたが、その内定を蹴って入学したそうです。

また、あまり知られていないことですが、吉本興業ホールディングス株式会社の代表取締役会長である大﨑さんは、ダウンタウンの兄貴分として知られています。元マネージャーとも言われています。

松本人志さんのツイッターアカウント

とんねるず


とんねるずは木梨憲武さんと石橋貴明さんのお笑いコンビで、エネルギッシュな芸風やパロディ芸が大きな人気の理由の1つです。

帝京高校の同級生であったことがコンビ結成のきっかけであることは有名ですが、元々二人は高校を卒業した後に就職して働いていました。
そんな中、素人ながら「お笑いスター誕生!!」という番組で4週勝ち抜いたことがきっかけで芸能界に入りました。

木梨憲武さんのインスタアカウント
石橋貴明さんのYouTubeチャンネル
石橋貴明さんのインスタアカウント

ウッチャンナンチャン


ウッチャンナンチャンは内村光良さんと南原清隆さんのお笑いコンビで、二人の優しい人柄が大人気の理由の1つであり、アットホームな雰囲気の番組も人気を博しています。
コンビを組むきっかけは横浜放送映画専門学院(現日本映画大学)の漫才の講義で、一緒に組んだことです。

また、あまり知られていませんが、現在お笑い界では当たり前のショートコントというスタイルはウッチャンナンチャンが確立しました。

コンビでの活動よりも個人での活動が多く、内村さんは映画監督など、南原さんはキャスターや狂言などマルチに活躍しています。

B21スペシャル


B21スペシャルはヒロミさんとデビットさん、伊東ミスターちんさんのお笑いトリオで、現在は活動を休止しています。

お笑い芸人としての活動はもちろん、俳優や歌手などの活動もしています。

フジテレビの番組「1or8」でヒロミさんが大量のロケット花火により、大怪我をした事故は、多数のニュースで取り上げられました。

現在様々なテレビ番組で司会を務めるヒロミさんは、実はトリオのお笑い芸人だったんですね。

ヒロミさんのYouTubeチャンネル
伊東ミスターちんさんのインスタアカウント

ダチョウ倶楽部


「絶対押すなよ」でおなじみ肥後克広さんと寺門ジモンさん、上島竜兵さんによるお笑いトリオのダチョウ倶楽部もお笑い第3世代です。

1989年から出演した「お笑いウルトラクイズ」で人気が急上昇しギャグやモノマネ、パフォーマンスなど幅広い分野で人気を確立しています。

現在はトリオでの活動に加えて、それぞれが多岐にわたる活動をしています。

ダチョウ倶楽部さんのツイッターアカウント
ダチョウ倶楽部さんのインスタアカウント
肥後克広さんのツイッターアカウント

出川哲朗


リアクション芸やその天然キャラで絶大な人気を誇る出川哲朗さんです。

実は元々芸人志望ではなく役者志望でした。専門学校を卒業したのち、ウッチャンナンチャンの内村さんと南原さんと劇団を作り、「男はつらいよ」などに出演していました。

実家が創業120年も続く老舗海苔問屋で幼稚園にベンツで通っていたというエピソードを持っています。

清水ミチコ


当時はまだ珍しかった女性のピン芸人としてモノマネを中心に活動しており、矢野顕子さんや桃井かおりさん、忌野清志郎さんなど数多くのレパートリーがあります。

「笑っていいとも!」に出演しテレビデビューする前は、構成作家としても活動していました。

俳優としても活動しており、出演した大河ドラマ真田丸では、ほぼ台詞がないながらも豊かな表情で視聴者に大きなインパクトを与えました。

清水ミチコさんのツイッターアカウント

野沢直子


奇抜なファッションのキャラクターとして人気を博したお笑い芸人です。所ジョージさんが司会を務めていた番組「ドバドバ大爆発」に出演したことがデビューのきっかけです。

多くのバラエティ番組で活躍していましたが、人気絶頂期に外国人男性と結婚し、渡米しています。現在もアメリカで生活をしており、スポット的に来日しバラエティ番組に出演しています。

また小説家としても活動しており、「アップリケ」「笑うお葬式」を出版しています。

野沢直子さんのYouTubeチャンネル
野沢直子さんのインスタアカウント

ジミー大西


人気年越し番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」で強烈な天然ボケと鋭い嗅覚でおなじみのジミー大西さんです。
ジミー大西さんは高校卒業後に吉本興業でアルバイトをしていた際に、明石家さんまさんに才能を認められたのち、天然ボケキャラ・一発ギャグで多くのバラエティー番組で活躍していました。

現在もバラエティー番組に出演していますが画家としての活動が中心であり、その才能は「太陽の塔」で知られる岡本太郎さんが認めたほどです。

ジミー大西さんのツイッターアカウント
ジミー大西さんのインスタアカウント

今田耕司


「深イイ話」や「なんでも鑑定団」「アナザースカイ」など多くの番組で視界を務める今田耕司さんです。現在は人気ドラマ「下町ロケット」などで俳優としても活躍しています。

MCとしてのイメージが強い今田さんですが、元々ほんこんさんとお笑いコンビ「ダブルホルモンズ」を結成していました。
今田さんはNSCの4期生で、入学するきっかけは家から近くて学費が安かったことだそうです。

今田さんといえば、当時通っていた日生学園第一高校のあまりのスパルタ教育に耐えかねて脱走・中退したエピソードが有名です。

今田耕司さんのYouTubeチャンネル

まとめ

「お笑い第◯世代」の呼び方の元祖となるお笑い第3世代について紹介しましたが、こうしてみると現在でも大変活躍している芸人が多いと感じますね。

ウッチャンナンチャンが今ではポピュラーなショートコントを確立したこと、ダチョウ倶楽部さんや出川さんのリアクション芸が一般的なお笑いのスタイルになっていることから、現在のお笑いのベースを作り上げた世代ともいえるのではないでしょうか。

執筆:笑まる編集部

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