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人気お笑いコンビ「オードリー」って?経歴や魅力、代表的なネタを徹底解説

お笑いコラム
公開日:2021年5月26日 更新日:2021年5月27日

執筆:笑まる編集部

笑まる編集メンバーが更新しています。お笑い芸人を目指している方、売れるために頑張っているお笑い芸人の方を応援しています。 お笑いに関する情報を面白く、時に真面目に幅広くご紹介します!

皆さんはテレビやラジオで大活躍中のお笑いコンビ、「オードリー」をご存知でしょうか?
「オードリー」は2008年のM−1グランプリ準優勝がきっかけで「ズレ漫才」が話題になり、そこから現在までテレビやラジオで大活躍中の芸人です。

今回はそんな「オードリー」をコンビ結成からブレイク、そして現在に至るまで詳しく紐解いていきます。



現在大活躍中のお笑い芸人「オードリー」とは?

「オードリー」とは、若林正恭さんと春日俊彰さんによって2000年に結成されたケイダッシュステージ所属のお笑いコンビです。

2008年にM−1グランプリで準優勝に輝いて以来、10年以上テレビの第一線で活躍しています。
2020年のテレビ番組出演本数ランキング(ニホンモニター調べ)では若林さんは4位、春日さんは7位にランクインしています。帯番組のMCらが上位を占める中、帯番組に出演していない2人が上位にランクインしていることからも「オードリー」の活躍ぶりが伺えます。

「オードリー」のプロフィール

「オードリー」のメンバーである若林正恭さんと春日俊彰さんのプロフィールについてご紹介します。

若林正恭さん

若林さんはツッコミでネタ作りを担当しています。
1978年9月20日生まれ、身長169㎝、67kg、出身は東京都中央区です。
趣味はバスケ、アメフト観戦、読書でヒップホップファンという一面も持っているようです。

春日俊彰さん

春日さんはボケを担当しています。
1979年2月9日生まれ、176㎝、86kg、出身は埼玉県所沢市です。
趣味は節約、筋トレ、野球観戦で、地元球団である埼玉西武ライオンズのファンのようです。高校時代は若林さんと同じくアメリカンフットボール部に在籍しており、関東選抜に選ばれるほどの実力者。

「オードリー」の経歴

オードリーの2人は中学・高校の同級生同士で結成されており、それぞれ別の大学に進学してからも交流は続き、若林さんの方から春日さんをお笑いの世界へと誘ったそうです。

2000年にコンビを結成し当初は「ナイスミドル」というコンビ名で活動していました。結成当初は現在と役割が逆で、若林さんがボケ、春日さんがツッコミを担当していました。

売れない下積みの時代が続いた中、所属事務所の社長の勧めで2005年に「オードリー」に改名します。2人には華がないといわれ、華のあるオードリー・ヘップバーンから名前を取ったといわれています。

2006年ごろから春日さんがバラエティ番組の潜水競技企画やK−1企画などに挑戦し、このころから少しずつ、テレビへ出演し始めます。

2007年ラ・ママで行われた渡辺正行主催のオーディションで主催者の渡辺本人から「M−1の決勝に行ける漫才だよ」と絶賛され、これが転機となりました。
2008年元旦に放送された「ぐるぐるナインティナイン おもしろ荘」では、念願だった地上波ではじめて漫才を披露します。勢いそのまま、同2008年年末に行われたM−1グランプリでは、敗者復活戦を勝ち上がり決勝に進出し、見事準優勝を達成しました。

オードリーの芸風

ネタは主に漫才です。春日さんの間の悪いツッコミに対して、若林さんが訂正したり逆にツッコミ返したりするリズミカルなズレ漫才が特徴です。

ズレ漫才の確立に至るまでは紆余曲折ありました。一時期はアメフトのユニフォームを着てぶつかるネタをやるなど、ズレ漫才の確立に至るまでは紆余曲折ありました。
前述のように、結成当初は春日さんがツッコミ、若林さんがボケを担当していました。
しかし、春日さんのツッコミが一向に上達せず、しまいにはオーディションを担当した構成作家の方に「春日はツッコミとしてのポンコツで才能がない」という旨の指摘を受けてしまいます。

実際に若林さんがトークライブの動画を見直して見ると、春日さんのツッコミがほとんど間違っていることに気がつきます。
一方で春日さんの間違ったツッコミを、逆にツッコミ返すところで笑いが起きていることに気がつきました。
若林さんは「これをそのまま漫才に落とし込めばいいんだ」とひらめき、現在のズレ漫才のスタイルに近づいていきます。

ピンクベストに七三分けという特徴的な春日さんの見た目もこの時期に固まったようです。そこからオーディションや爆笑オンエアバトルでも爪痕を残せるようになっていきました。

テレビ番組では、頭の回転が早く大喜利が得意だが、引っ込み思案でおとなしそうな印象を持たれる若林さんがMC役をすることが多いです。

一方春日さんはボディビルをやっていることなどから、肉体派芸人としても有名で様々な体当たり系企画に挑戦しています。

オードリーの代表的なネタ

オードリーの代表的なネタをご紹介します。

引っ越し

M1グランプリ2008決勝ファーストラウンドで披露したネタです。
このネタでファーストラウンド1位を取り、オードリーの漫才を全国に轟かせました。
若林さんが引っ越しをしたいという設定で漫才が始まり、要領を得ないツッコミや不遜な発言を繰り返す春日さんに、若林さんがテンポよくツッコミ返す心地いいネタです。
大舞台で噛んでしまった春日さんのミスをも笑いに変え、司会の今田さんにどこまでがネタか分からないと言わしめた若林さんのアドリブは圧巻です。

イタコのネタ

近年、ネタ番組などで披露されることの多いオードリーのブレイク後を代表するネタです。
若林さんが亡くなった父に会いたいと言い出し、春日さんがイタコをやるという設定から始まります。既存のズレ漫才に春日さんの大きな体を生かした動きによる笑いが加わっています。

特にオススメなのは2019年に開催された、オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアーat日本武道館で披露されたものです。
オールナイトニッポンの公式チャンネルにアップロードされているこのネタの動画は400万回近く再生されています。

中盤まではオードリーのこれまでの歩みを振り返りながらお馴染みのズレ漫才をおこなっていき、中盤からイタコのネタに入ります。25分ほどあるこの動画は漫才にしては異例の長さですが、時間を忘れるくらい面白いネタです。
ブレイクから10年近く経ったオードリーの集大成が詰まっています。M−1で世間を騒がせたズレ漫才からの進化を味わうことができるでしょう。

オードリーはなぜ今こんなに活躍しているのか

お笑い好きからそうじゃない人、子供から大人まで幅広い層に支持を得ているのがオードリーが活躍している要因です。春日さんの体を張った企画で見せる根性はお茶の間からの好感度が高いです。

一方で若林さんの大喜利力や、素人の方をいじる際のバランス感覚はお笑い好きからも評価を集めてます。コンビのバランスが良く、それぞれの個性が幅広い層に愛されていることが活躍の要因でしょう。

オードリーに学ぶ!売れるために必要なこと

若林さんはオードリーが売れるのに時間がかかった理由を、自身のラジオにおいて「自分たちが生来持っている物・持っていない物を無視して、頭の中で描いていた理想の漫才の形にこだわりすぎたせい」と語っています。
理想を追い求めるだけではなく、現実を見て自分たちにできることの中からスタイルを探していくことが大切なようです。

まとめ

今回はテレビやラジオに大活躍中の人気お笑い芸人「オードリー」についてご紹介しました。
若林さんは大喜利やエッセイ、春日さんは根性や筋骨隆々の肉体を活かしたロケなど、それぞれの得意なフィールドで才能を発揮するバランスのよいお笑いコンビです。

今後もオードリーの活躍から目が離せませんね。

執筆:笑まる編集部

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