【体験談】お笑い芸人を志して上京した時に感じたメリット・デメリット
執筆:ざっきー
胸筋生まれ大腿筋育ち三度の飯よりポージングが好きなざっきーです。 新宿2丁目でモテそうだねってよくいわれます。最近の悩みは顔出しパネルに顔を入れると外れなくなることです。
お笑い芸人を目指して地方から上京してきましたが、個人的に色々な体験をしました。
地方にいた時は、東京がとても素晴らしいところだと感じていました。もちろん、良いこともたくさんあります。しかし、やはり大変なことも慣れないことも同じように多く、未だに悩んだりすることがあります。
先に同じ志をもって上京した者として、お笑い芸人を目指してこれから上京する皆さんに少しでも手助けできたらと思っています。
ですので、今回は個人的ではありますが、自分が上京した時の体験談を紹介します。
目次
上京のメリット
憧れた東京に来れた
まず、最初に上京して嬉しかったのは、憧れの東京に来ることができたことです。テレビでしか見たことがない景色に毎日圧倒されたのを覚えています。建物も非常に高く、慣れない頃は建物ばかりを見てしまう、そんな感じでした。
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東京スカイツリーや東京タワー、都庁などの立派な建物があり、夜になってイルミネーションで綺麗に輝いているのを見た時は、東京に来たんだなと改めて感じたのを覚えています。
おしゃれなお店に行くことができる。
地元のお店といえば、昔から続く個人商店、もしくは地元密着型のスーパーやデパートです。東京では、地元にはないおしゃれの店がたくさん軒を連ねています。
特に嬉しかったのは、おしゃれな喫茶店やコーヒーショップです。地元にも喫茶店はありましたが、純喫茶と言われているタイプでしたので、コーヒーとトースト、スパゲティしかありませんでした。ですから、おしゃれなクッキーやデザート、新しく見るおしゃれなカフェラテなどがあるお店に入った時は、さすが東京と感激しました。
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おしゃれなお店には、やはりお洒落な人達が集まります。上京したての私は、普通の T シャツにジーパンだったので、少し恥ずかしい思いをしたのを覚えています。特に渋谷、青山近辺はモデルやその卵の方が多くいらっしゃるので、少しおしゃれが必要だなと個人的には感じました。
ただ、おしゃれな環境に身をおくことで、自然とおしゃれになっていきますので、その点も上京するメリットだと思います。
地元の友達に自慢できる
東京の有名な場所を撮って地元の友人に送ると大変喜ばれます。東京に来る前に思っていたイメージと違うところもありましたが、東京で住んでいるというステータスはやはり大きいです。
地元に帰れば、都心に離れていても、東京はどのような街かを質問されることが多いです。
店が閉まらない
東京はとにかく店が閉まりません。地元は、午後5時ぐらいになると店が閉まりだします。しかし、東京は夜の12時を過ぎても開いている店が多く、夜お腹が空いた時は、ふらっと出かけて外食するということも可能です。
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個人的に一番感動したのは、お笑いの養成所の帰りにスーパーに寄った際に、お弁当が割引になっていたことです。見栄えの良いお弁当が、少し待っているだけで半額になるので非常に助かりました。
交通の便が良い
東京は、交通の便が地方とは比べ物にならないほど便利です。とにかく電車は正確にきますし、乗り遅れたとしてもすぐにまた次の電車がきます。
バスも本数が多くそれほど待ちません。都内であればあるほど、待ち時間は短いです。1時間に10本以上あるので、大変便利です。
地方では車が必要になることが多いですが、東京は公共の乗り物だけでも十分に生活することができます。
上京したらデメリット
人が多すぎる
東京はとにかく人が多いです。上京したての時は、人混みに酔ってしまい具合が悪くなってしまったほどです。
地方から上京してきた人の全てが、このような状態になるかどうかは分かりませんが、人混みに慣れていない場合は同じように酔ってしまうことは十分に考えられます。
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人の多さで一番厳しいものといえば、電車です。満員電車は、何回乗ってもなれません。養成所に通う際に、どうしても電車に乗らなければならないのですが、毎回ストレスが溜まってしまいます。
都会に住んでいれば、基本的には電車移動は必要になりますので、自分なりの対処方法を考える必要があるでしょう。
時間が過ぎるのが早く感じる
とにかく東京に住んでいると、時間が過ぎるのがとても早く感じます。地方に住んでいた時は、どんなにのんびりしていても1時間経つのがとても長く感じましたが、東京ではあっという間です。
アルバイトでは、時間通りに仕事をこなさなければならず失敗はできないので、常に緊張感の戦いになります。そしてやっとアルバイトが終わったら、養成所のレッスンが終わっています。気がついたら一日が終わっているそんな感じです。
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慣れないことが多いと緊張感がなかなか取れず、家に帰ってきて初めて緊張がほぐれます。そして、布団に入って気が付いたらもう朝になっている日々が続きます。忙しすぎて、たまに自分が何のために生きてるのかわからなくなる瞬間があるほどです。
ですから、東京に来て、初めの1年間は本当にあっという間に終わってしまったように感じます。
生活費が高い
東京は全てのものが高いです。家賃も高いですし、食材もに高いです。外食をするにしても、地元のお店より量が少なく値段が二割ほど高いように感じます。
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人によってはアルバイト代が全て生活費に消えてしまうので、ちょっと遊びに行くということも難しい場合があります。
もちろん、お笑い芸人としてレッスンを受けているのではじめからそのような余裕はないのですが、予想以上に大変だということを思い知りました。
自分一人では大変なことが多いので、できればお笑い芸人仲間と協力することが乗り切るためのコツです。何もわからない東京で何でも自分一人で行うのは
とても大変なことです。物質的な大変さもありますが、精神的にもやはり味方が一人でも多い方が心強いです。
アルバイトが結構大変
やはり東京では忙しいので、地元に帰る機会がありません。
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東京でのアルバイトはかなり厳しく、ちょっとしたミスでもとても怒られてしまうことがあります。アルバイトが大変すぎて、レッスンどころではないこともあります。
でもこれは良い方で、そもそももアルバイトがなかなか見つからないということもあります。レッスンの方が重要なため、時間帯を合わせるのがとても大変なのです。
できるだけレッスンの時間にかぶらないアルバイトを探さなければならないので、該当するところを探すのだけでも非常に時間がかかります。
今活躍されているお笑い芸人の中でも、お笑いの仕事を優先させたらアルバイトをクビになってしまったということはよくあるようです。
治安の心配がある
東京の特に都心は、治安があまり良くありません。そのため、緊張感を持って生活をしなければならず、やはりその点は地元の方が良いなと思ってしまうところです。
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もちろん東京でも素晴らしいところはたくさんあります。交通の便はとても良いですし、いろんなお店もあります。
しかし、世界中から東京に集まるので色々な人がいるのです。初めのうちはあまり都心の方に住まない方がいいかもしれません。
特に女性は、都心はおしゃれだと思っている方が多いですが、実際は家賃が高くとても住める場所ではないのでよく考えて決めるべきだと思います。
執筆:ざっきー
胸筋生まれ大腿筋育ち三度の飯よりポージングが好きなざっきーです。 新宿2丁目でモテそうだねってよくいわれます。最近の悩みは顔出しパネルに顔を入れると外れなくなることです。