プロダクション人力舎の事務所の特徴・魅力や所属芸人・所属するための方法を解説
執筆:笑まる編集部
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「人気お笑い芸人になりたいけど、芸能事務所が多くてどこに所属するとよいのかわからない」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
事務所選びは、お笑い芸人として活躍するにはとても重要です。事務所ごとに社風が異なるため、自分に合った事務所選びをしましょう。
今回はテレビでよく見かける人気芸人が、多く所属している「プロダクション人力舎」の特徴や魅力についてご紹介します。
目次
プロダクション人力舎とは
プロダクション人力舎とは、1977年に創立された大手芸能事務所です。
設立者は19歳からお笑い芸人のマネージャーとして働いていた玉川善治さんで、現社長は息子の玉川大さんが勤めています。
「人力舎」の社名には、人の力の在り処という意味が込められています。
プロダクション人力舎ではお笑い芸人、タレント、ジャーナリスト、ナレーターなどの芸能人をマネジメント・育成しています。
社名を「人力車」と間違われることも多いようです。
所属芸人
プロダクション人力舎には、さまざまなお笑い芸人が所属しています。
その中でもテレビでよく目にする、代表的なお笑い芸人をご紹介します。
・アンジャッシュ
・おぎやはぎ
・オアシズ
・アンタッチャブル
・ドランクドラゴン
・東京03
・吉住
などバラエティ番組でのトーク技術が光るお笑い芸人が多く所属しています。
アンジャッシュ児嶋 一哉さんのYouTubeチャンネル「児嶋だよ!」は、登録者数88万人超え、人気ランキングTOP10入りに選ばれました。
また、吉住さんは第4回の女芸人No.1決定戦 THE Wで優勝するなど、どの世代にも人気のあるお笑い芸人が多く所属しています。
俳優・女優・タレントも所属
プロダクション人力舎には、お笑い芸人以外にもさまざまな芸能人が所属しています。
・ふせ えり
・大河内 浩
・遼河 ハルヒ
・関野 浩之
・竹岡 圭
などお笑い芸人のマネジメントが中心といわれる人力舎ですが、俳優・タレント・ナレーター・ジャーナリストなど、多方面で活躍する芸能人が所属しています。
プロダクション人力舎に所属するためには
プロダクション人力舎に所属する方法についてご紹介します。
プロダクション人力舎の養成所に所属する
プロダクション人力舎に所属するためには、「スクールJCA」というお笑い芸人になるための養成所に所属する必要があります。
人力舎では事務所に所属するためのオーディションをおこなっていません。
そのため、スクールJCAに所属してお笑いの基礎を学び、事務所所属の審査を受けるという流れになります。
他の事務所とは異なり、直接のオーディションがおこなわれないため、スクールJCAでの努力が事務所所属の近道となります。
スクールJCAの特徴
スクールJCAはプロダクション人力舎が、関東地方初のお笑い養成学校として1992年に開講した養成所です。開講後20年以上、「ここは人を笑わせるためのスクール」として多くのスターを排出しています。
アンジャッシュやアンタッチャブル、北陽など現在活躍している人力舎所属のお笑い芸人のほとんどが、スクールJCAの卒業生です。
スクールJCAでは、発声練習やダンス、パントマイムなどの基礎講座から、
ネタ作り、模擬トーク番組、即興劇などの実践講義まで、充実したカリキュラムからさまざまな講義を受けることができます。
在学中に数多くのライブに出演することができ、より実践的な経験を積むことができます。
スクールJCAは定員制で、毎年募集する定員が決められているため、定員に達する前に応募することができれば、基本的には落ちることはありません。
定員に達してしまうと、募集締め切りになってしまうので応募する際は、気をつけましょう。
▼プロダクション人力舎が運営する養成所「スクールJCA」の詳細情報はこちら
プロダクション人力舎の魅力
プロダクション人力舎には、設立後約44年の歴史の中で培った魅力があります。
今回はお笑い芸人目線で、プロダクション人力舎の魅力を5つご紹介します。
良心的な給料配分
芸能事務所へ所属する際に気になるのが、給料配分だと思います。給料はお笑いスキルを磨くモチベーションにもなるので、しっかりと確認しておきましょう。
芸能事務所と、そこに所属する芸能人のギャラの配分割合は、各事務所いによって異なります。事務所の方針や規模によって大きく変わります。
・吉本興業ー芸能人約1割:事務所約9割
・松竹芸能ー芸能人約2割:事務所約8割
・人力舎 ー 芸能人約5割:事務所約5割 (6割:4割の場合もある)
芸人によって変わることも多いですが、このように大手の他事務所と比べてプロダクション人力舎は、芸能人側に良心的な給料配分であるといえます。
生粋の芸人事務所
プロダクション人力舎は、所属芸能人の割合を見てわかるように、俳優やタレントに比べてお笑い芸人の所属数が圧倒的に多いです。
所属がほぼお笑い芸人ということから、生粋の芸人事務所とされています。
そのため、お笑い芸人に対してのマネジメントや売り出しなどのサポートはとても強いです。
出演番組が多い
お笑い芸人に対する力の入れ方が強いため、プロダクション人力舎所属のお笑い芸人は数多くの番組に出演しています。
トークが上手い芸人が多いことから、バラエティ番組ではひな壇で人力舎所属の芸人が活躍している所をよく目にすると思います。
アンジャッシュやアンタッチャブル、オアシズなどレギュラー番組を持つ芸人や、東京03のようにトリオ全員がドラマに出演する芸人など、それぞれが多くの番組に出演し活躍しています。
また、テレビ番組だけでなく、舞台の出演やグッズや本の発売など多方面で活躍していると言えます。
自由な社風
プロダクション人力舎は、多くの所属芸人の口から「ゆるい」といわれています。
他の事務所よりも自由度が高く、自分のやりたいことと十分に向き合うことができ、自分らしく活躍していくことができます。
こうしなければならないという決まりがなく、自由だからこそおぎやはぎやアンタッチャブル山崎のような、ゆるい芸風で人気なお笑い芸人が育つのかもしれません。
先輩後輩などの上下関係もゆるいといわれているので、上下関係が厳しいのが苦手という方には、ぴったりの事務所です。
若手にもチャンスが多い
プロダクション人力舎は、事務所自体が昔からお笑いに精通しているため、業界へのパイプが太いとされています。
レギュラー番組を持っている芸人も多いため、同じ事務所の後輩として若手にも出演オファーの声がかかりやすくなります。
先輩の背中を見ながら、経験を積むことができることは、お笑い芸人として成長するための絶好のチャンスといえます。
また実際にテレビ番組でスベっても先輩芸人がフォローを入れて、笑いに変えてくれるシーンも多くあります。
若手にとって心強いのはもちろん、制作側も安心して人力舎所属の若手芸人を出演させることができるので出演チャンスも必然的に多くなります。
また、若手ライブを「M−1」や「THE W」の対策として開催しているため、実践を積みながら賞レース対策ができ、若手芸人は効率的に実力をつけることができます。
若手芸人によるライブを配信するYouTubeチャンネルも開設されたているので、興味がある方はぜひご覧ください。