お笑い芸人になりたい人必見!お笑い養成所のレッスン内容を大公開
執筆:ざっきー
胸筋生まれ大腿筋育ち三度の飯よりポージングが好きなざっきーです。 新宿2丁目でモテそうだねってよくいわれます。最近の悩みは顔出しパネルに顔を入れると外れなくなることです。
お笑い芸人になるべく、お笑い養成所に入ろうと思っている方は多くいらっしゃると思いますが、気になるのはレッスン内容ですよね。
漠然と、お笑い養成所はお笑いを教えてくれる場所だと思っているかもしれませんが、実際のところは事務所によって内容は大きく変わるようです。
養成所によっては、お笑いだけでなく「ダンス」や「演技」「カンフ」など、お笑いとは関係のないよう授業もあります。
今回はお笑い養成所で行われているレッスン内容について紹介します。
目次
自己紹介
まず、授業で行われるのか自己紹介の練習です。自己紹介は、誰でもできると思っているのではないでしょうか。しかし、学校のような一般的な自己紹介ではありません。お笑い養成所を修了して、オーディションを受けることになると思いますが、オーディションの中で自己紹介がある場合があります。その時にあまり良い印象を与えられなければ、その時点で失格となります。
自分のどのような人間かを伝えるだけの自己紹介であれば、誰にでもできます。しかし、求められているのはお笑い芸人の自己紹介です。短い時間でどれだけ相手に印象を残せるのか、そして時に面白さを求められます。
このように、お笑い芸人に求められる自己紹介は普段やっているものとは全く別物です。そのため、自己紹介を徹底的に叩きこまれます。
発声練習、滑舌
発声練習や滑舌は非常に重要です。ネタがよく笑いのセンスがあったとしても、自分の声が客席に届かなければ何の意味もありません。一部のお客さんに届いていたとしても、声が聞こえないお客さんからしたら、何を話しているのかわからないので、こころは離れていきます。全てのお客様に自分のネタが届くように、発声練習を行うことはとても大切です。
お笑い事務所の中で大手である吉本ですが、吉本芸人が他の事務所から一目置かれているのは、声の大きさです。吉本芸人は常に声が大きいことで有名です。
その要因に、舞台の場数をこなしているということが挙げられます。
普通の事務所とは違い、吉本は舞台を持っているので吉本芸人は常に舞台に立つ機会があります。そのため、自然と常に大きい声を出すことができるのです。
お笑いのネタが面白いかどうかは二の次で、まずはお客さんに聞いてもらえるように大きい声を出せるようになることが必要です。声出しは地道な練習ですが、お笑い芸人にとって必要不可欠な要素ですので、徹底的に取り組みます。
演技
最近ではお笑いに関係なく、演技のレッスンも行われています。
全ての養成所ではありませんが、大きな養成所では演技のレッスンが行われていることが多いです。
最近のお笑いは、お笑いだけではなく色々な物を求められます。もし仕事が舞い込むようになり、有名になればドラマ出演ということもありえます。 しかし、レッスンを受けていないと、実際のドラマで全て棒読みになってしまうということもあります。そうならないためにも、養成所で演技のレッスンを行うというわけです。
しかし、演技のレッスンが必要かどうかは各々の判断になるかもしれません。
芸人の中には、演技のレッスンはいらないのではないかと思っている方もいらっしゃるようですが、もしいらないと思っている方がいれば演技のレッスンがない養成所に通われると良いと思います。
ダンス
ダンスもお笑い事務所で積極的に行われているレッスンの1つです。お笑いにはあまり関係ありませんが、最近ではダンスレッスンを必修としている養成所が多くなりました。
ダンスレッスンが本当に必要かどうかは分かりませんが、やっておいて損はないかもしれません。リズムネタやコント時に使える機会があるかもしれないからです。
しかし、お笑いしかやりたくないと思っている方にとって意味はないかもしれませんので、その場合はダンスレッスンを必要としない養成所を探したほうが良いかもしれません。
コント、漫才
コント、漫才のレッスンでは、実際の放送作家さんや現在活躍されている先輩芸人の方がレッスンを見てくれます。初めは一般的なお笑いの技術について教えてもらいます。教えてもらった技術を活かして、自分でコントや漫才を作っていきます。
このレッスンは非常に厳しいもので、怒られることは当たり前だと思っておいた方が良いでしょう。養成所によっては、和気藹々と行われている場合もあるのかもしれませんが 、基本的には非常に厳しいレッスンです。
ただ、実際の現場で活躍している人からお笑いのエッセンスを教えてもらったり、自分たちのネタを見てアドバイスをもらえたりする機会は、そうそうないことです。ですので、厳しくても積極的な姿勢で受講して、多くのものを吸収していくことが求められます。
ネタ見せ
一生懸命作ったネタを、先生に見てもらうレッスンです。 実際にお客さんに見せるネタを披露するわけですから、面白くない時は非常に厳しくダメ出しをされます。
場合によっては、自分たちがやりたいものを全て否定されることも
多いでしょう。そこで自分たちのやりたいものを変えずに追求していくのか
それとも先生の言う通りに直していくのか、お笑いの難しいところです。
ただ、そのようなダメ出しを受け続け、修正していくことができる人が立派な芸人になることができるのではないでしょうか。お笑いは正解がないものだからこそ、常に悩みながらも自分なりに答えを出し続けていける人が成功していくものだと思います。
集団コント
お笑いのお仕事では、場合によっては集団コントも必要になります。相方同士のお笑いの世界をつくるだけではなく、全く違った芸人とお笑いを作っていくことも重要です。
自分たちのお笑いの価値観と別のグループのお笑いの価値観がぶつかり合う瞬間もあります。その中で一つの答えを探して行かなければならないのが、集団コントの難しいところです。
もちろん、養成所ではそこまで厳しいことはせず、形式的な集団コント、集団コントとはどのようなものなのか、体験するといったことがレッスンの趣旨だと思います。そこまで本格的には考えるは必要ありませんが、先々のことを考えれば、経験しておくことは非常に重要になります。
その他
レッスンの中には、特別授業として色々な講師の方と会うことができるかもしれません。養成所にもよるので全てではありませんが、大きい養成所では特別授業として活躍している先輩芸人の話を聞くことができたり、実際のバラエティ番組はどのようなのかテレビ関係者と会うことができたりするようです。
もしその時、ネタを見せる機会があり、認められればライブに出られたりテレビに出演できたりできるかもしれません。
執筆:ざっきー
胸筋生まれ大腿筋育ち三度の飯よりポージングが好きなざっきーです。 新宿2丁目でモテそうだねってよくいわれます。最近の悩みは顔出しパネルに顔を入れると外れなくなることです。