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売れていない芸人が続々と結婚していく3つの理由

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公開日:2020年3月13日 更新日:2021年1月5日

執筆:ざっきー

胸筋生まれ大腿筋育ち三度の飯よりポージングが好きなざっきーです。 新宿2丁目でモテそうだねってよくいわれます。最近の悩みは顔出しパネルに顔を入れると外れなくなることです。

「えっ!この芸人さんってもう結婚してたんだ!」 なんて驚いたことがある方も多いのではないでしょうか。

お笑い芸人といえば、人気が出て収入が安定してから結婚するイメージがありますよね。長い下積み時代を支えてくれた、なんて感動エピソードを耳にすることも。
しかし最近、売れないうちに結婚する芸人が増えてきています。

今回は、売れない芸人が結婚する理由をご紹介します。
記事の後半では、実際に売れないうちから結婚した芸人とその奥さんについて取り上げます。結婚にまつわるエピソードもご紹介するので、お笑い芸人に興味がある方、お笑い芸人を目指している方は必見です。



売れない芸人が結婚に踏み切るワケとは?

そもそも、なぜ売れない芸人が結婚に踏み切るのでしょうか?
売れない芸人が続々と結婚していく背景には、主に「お笑い芸人の高齢化」「女性の社会進出」「価値観の変化」の3つの理由があります。

理由①お笑い芸人の高齢化

理由の1つが「お笑い芸人の高齢化」です。

今や高齢化の波は、お笑い界にも押し寄せています。売れないまま30代、40代に突入するお笑い芸人が増えてきています。同年代の彼氏・彼女の場合、パートナーも一緒に歳をとっているので、自然と結婚を意識することも多いようです。

また、かつては「大御所」とされていた60代、70代のお笑い芸人の方々も第一線で活躍し続けているため、30代でも「若手芸人」のまま、なかなかチャンスをつかむことができずにいる芸人も少なくありません。

理由②女性の社会進出

「女性の社会進出」も理由の1つです。
かつて「男性が働いて女性を養う」ことが当たり前だった時代、お笑い芸人は売れて収入が安定してから結婚するのが一般的でした。しかし、女性の社会進出が進んだ現在、女性が働いてお金を稼ぐケースも少なくないそうです。

一人暮らしをするより、結婚して夫婦2人で一緒に暮らした方が経済的なため、売れないうちから結婚するケースもあります。
家賃や食費、水道光熱費などの生活費は、一人暮らしでそれぞれ支払うよりも、2人で一緒に住んで分割した方が安くなります。また、結婚した方が税金も低く抑えることができます。

理由③価値観の変化

売れない芸人が結婚に踏み切ることができる背景には、「価値観の変化」もあります。
かつては「売れるまでは結婚しない」ことを美徳とする芸人がほとんどでしたが、最近はそのような考えを持たない芸人も増えてきています。

また、お笑い芸人という職業に対する価値観も変化しつつあります。
一昔前は、お笑い芸人という職業に対する世間の風当たりが強く、結婚したくても相手の家族に反対されて、結婚できないことも少なくありませんでした。しかし近年は、お笑い芸人がコメンテーターや司会などの仕事をすることも多く、お笑い芸人という職業自体のイメージが向上してきているようです。

売れない下積み時代に結婚した芸人とその妻たち

現在活躍しているお笑い芸人の中にも、売れない下積み時代に結婚した方がたくさんいらっしゃいます。長い下積み時代を支えた奥さんのエピソードには、思わず感動してしまうこと間違いなしです。
ここでは、とにかく明るい安村さん、あばれる君さん、ミルクボーイ・駒場孝さんの三名を取り上げ、奥さんとのエピソードをご紹介します。今では人気芸人の仲間入りを果たした方々ですが、下積み時代から連れ添った奥さんがいらっしゃったなんて意外ですね。

とにかく明るい安村さん

「安心してください、穿いてますよ」のギャグで一世を風靡した、とにかく明るい安村さん。芸人としての収入が月5万円だった下積み時代を支えたのが、今の奥さんである一般女性です。
お二人の出会いは、安村さんが先輩芸人に誘われて行った合コン。合コンにいた物静かでかわいらしい女性に安村さんが一目惚れし、その後交際に発展しました。

2012年に結婚。当時の月収は10万円だった安村さんは、芸人としての仕事を辞め、働くことを決意します。そんな安村さんを引き止めたのは奥さんでした。のちに奥さんは手紙の中で、
「芸人を辞めようとしていた時、私が引き止めたのは、笑顔で明るいあなたが見られなくなってしまうと思ったから」
と語っています。素敵な奥さんですね。

その後、安村さんは見事ブレイクを果たし、人気芸人の仲間入りをします。売れない下積み時代を支えた奥さんあってこそのブレイクだったのではないでしょうか。

あばれる君さん


明るくて面白いキャラクターで人気のお笑い芸人、あばれる君さん。あばれる君さんもまた、売れない下積み時代に結婚した芸人の1人です。
2013年、あばれる君さんは高校2年生の時から付き合っていた彼女と、10年の交際を経て結婚。当時の月収は9万円でしたが、看護師として働く奥さんが支えていたそうです。

お笑い芸人になりたいという夢を語るあばれる君に対し、奥さんは「この人ならイケる」と思ったそうです。自分の才能を信じてくれる人がいたからこそ、あばれる君さんも大ブレイクを果たすことができたのかもしれません。
また、売れない下積み時代の中でも、奥さんが別れを意識したことは一度もなかったそうです。このエピソードからも、お二人の仲の良さが伝わってきますね。

ミルクボーイ・駒場孝さん

昨年のM-1グランプリで優勝した、お笑いコンビ「ミルクボーイ」の駒場孝さん。実は駒場さんもすでにご結婚されているんです。
駒場さんはM-1グランプリで優勝するまで、芸人としての収入は少なく、週4日のアルバイトをして生活していたそうです。また、優勝前のインタビューでも、「収入面は奥さんに頼っている」と話しています。

テレビ番組の取材の中で、売れない芸人との結婚について不安はなかったのか、と質問された奥さん。
「一緒に働いて生活できるならそれでいいし、それ以上に絶対この人と結婚したいと思っていた。芸人さんでも普通の仕事でも、何をしていても結婚していました。」
という素敵なコメントが印象的ですね。

まとめ

今回は、売れていない芸人が続々と結婚していく理由をご紹介しました。
高齢化や女性の社会進出、価値観の変化など、社会的背景が大きな要因であることがわかりました。

売れない下積み時代に結婚したお笑い芸人の方々と奥さんのエピソードも、とても感動的でしたね。夫の可能性を信じ、金銭的にも精神的にも支えてきた奥さんあってこそのブレイクだったのかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「笑まる」一同、お笑い芸人を目指す方々を応援しております。

執筆:ざっきー

胸筋生まれ大腿筋育ち三度の飯よりポージングが好きなざっきーです。 新宿2丁目でモテそうだねってよくいわれます。最近の悩みは顔出しパネルに顔を入れると外れなくなることです。