お笑い芸人を目指すなら養成所がおおすすめ。その7つの理由とは？
執筆：ざっきー
胸筋生まれ大腿筋育ち三度の飯よりポージングが好きなざっきーです。 新宿２丁目でモテそうだねってよくいわれます。最近の悩みは顔出しパネルに顔を入れると外れなくなることです。
芸人になる方法はいくつかあります。
以前は、師匠となる芸人に弟子入りをして、お笑いの芸を学ぶことが一般的な芸人になる方法でした。しかし、今では他の方法もあります。
では、どのような方法が一番芸人になりやすいのでしょうか。
一番手軽で早いのが、養成所に入ることです。お笑い芸人を育成するために、養成所を設立している芸能事務所があります。代表的なのは吉本興業が運営しているNSC（吉本興行のお笑い養成所）です。
ここでは、なぜ養成所がおすすめなのか、おすすめポイントについて紹介していきます。
目次
学校と同じような感覚で学べる。
芸人は一般のサラリーマンと違い特別な職業です。一般的な考え方では通用しない場合もあります。
お笑い芸人は人を笑わせてお金を稼ぐ仕事です。今まで普通に生活していた人が、人を笑わせられるかというと必ずとは言い切れません。やはり、お笑いについて学ぶことが必要になる場合が多いです。
お笑いを学ぶというと難しいように思えますが、養成所があれば、それほど心配する必要はありません。なぜなら、学校のような形でレッスンを受けていくので
体系的にわかりやすく教えてくれます。
今まで芸人は、運転手だったりカバン持ちだったり、厳しく慣れないしきたりの中で芸人としての技術を学ばなければなりませんでした。
しかし、今ではお笑い芸人養成所が設立されていますので、余計なものを省いて、お笑いの技術だけを習得することができます。
ちなみに、養成所の学ぶ期間はだいたい1年、専門学校は2年で修了することが多いです。
プロのお笑い芸人になれるチャンスが多い
お笑い芸人になろうと思っても、昔はなるチャンスがほとんどありませんでした。それどころかどのように行動すれば良いのか情報が少なく、お笑いのセンスがあってもそれを十分に発揮することができず諦めてしまう方も多かったはずです。
しかし、今ではお笑い芸人養成所が設立されていますので、入所をすることでお笑い芸人になるチャンスがあります。お笑いのイロハだけでなく、生涯共にする仲間と出会えたり、そのまま事務所に所属することができたり、養成所に入るメリットは多くあります。
ただし、入る際には費用が必要です。入学金と授業料をあわせて平均は50万円ほどですが、養成所によっては70万円から80万円するところもあるようです。
費用が高いからと言って、それだけチャンスがあるかと言うと必ずしもそうではないようです。そのため、費用を踏まえて、養成所を選ぶ必要があります。
養成所を決める際はパンフレットなどを取り寄せて、実際に説明会に参加したり学校見学したりして、授業の雰囲気や環境を確認してみましょう。
芸の幅を広げることができる。
養成所で習うことは、お笑いの技術だけではありません。例えば、お笑いとは関係のないダンスの授業も用意されています。
最近のお笑いは、漫才やコントさえできれば良いというものではなくなりました。ダンスや演技なども必要になってくることが多いからです。実際にバラエティ番組だけでなくドラマや舞台などで活躍している芸人さんはとても多いです。
このように、今はマルチに活躍できるお笑い芸人を求めている傾向にあります。そのため、芸達者になることでチャンスが多くなる可能性があります。
養成所によってレッスンの形式は異なりますが、希望すれば自分の受けたい授業を受けることができる養成所もあるようです。芸人の技術だけではなく、他のものも学びたいと意欲のある方はレッスンが多く用意されている養成所に入所されると良いと思います。
養成所で相方を探すことができる。
これからお笑いをやっていく上で、特に重要なのは相方の存在です。初めからピンでやって行くのであれば、相方を探すは必要がありませんが、多くの人は相方を探してコンビを組んでお笑いを目指します。
相方探しは非常に時間がかかることが多いです。相手を探せばいいと思っていたら、結局いい人が見つからず、養成所を終えてしまった方もいるほどです。
それだけ、相方を探すのは難しいということです。
笑いに対する価値観、漫才なのかコントなのかやりたい方向性、相性など、相方を決める要因は様々あります。その中で、これだと自分とハマる人を探すのは時間がかかりますし、できるだけ多くの方に会うことも必要になるのです。
こういった背景があり、相方探しは思っているよりもずっと難しいことなのです。
しかし、養成所に入れば、お笑い芸人という志を持った方が多く集まっており、同様に相方探している人も多くいます。同じ目的を持った人が多くいるので、その中から条件に当てはまる人を探すことも可能です。
養成所の費用は決して安いものではありませんが、お笑いの技術だけでなく、相方を見つけるための機会も提供されていると思えば、少しは安く思えるかもしれません。
人脈を作ることができる
養成所には、いろんな方達が集まります。同じ芸人として頑張っていく仲間も集まりますが、教える先生や実際に現役で活躍している先輩芸人、放送作家、テレビ関係者の方など、お笑いの仕事に関わっている大勢の人が集まる場所でもあります。
そのため、自分のネタ見せの時に実力を示せれば、養成所の段階から仕事をさせてもらうこともあります。養成所を卒業して仕事をするにしても、顔を覚えてもらっていれば現場で使ってもらえること可能性もあります。
お笑い芸人を目指す上で、人脈作りはとても重要です。養成所はお笑い芸人に必要な人脈を効率よく作ることができる場所でもあるのです。
実際の現場を体験できる
養成所では、実際にお客さんの前でライブを行ったり、先輩芸人の方の仕事の話を聞くことができたり、現場を体験する機会があります。実際に仕事するイメージをつけて練習するのと、しないとでは成長は大きく変わります。
ライブによっては、養成所内のオーディションを勝ち抜いた人のみが出られる選抜ライブもあり、これもまた卒業後に仕事を獲得する流れと同じ形式です。養成所の段階からオーディションにも慣れておけば、卒業後にチャンスをつかみやすくなります。
また、現役の放送作家の方や先輩芸人の前でネタ見せを行う機会もあり、そこで現場で通用するかどうか確認することもできます。多くの場合で、ダメ出しをもらうことになると思いますが、現場で活躍している人からの意見は売れるためのヒントが凝縮されています。
このように、プロのお笑い芸人として活躍するために、実際の現場を知れる仕組みが数多く養成所にはあります。
卒業後に事務所に所属できるチャンスがある
多くのお笑い事務所では、所属オーディションが開催されています。しかし、オーディションに合格して所属するのはとても大変です。
養成所に入所をしていれば、卒業後に所属できるチャンスがあります。一般的にオーディションを受けるよりも、養成所に入所できる可能性は高く、チャンスは大きいと言えます。
たとえそこで、すぐに所属が決まらなくても、養成所に入所をしていた事実を履歴書に書けますから、他の事務所のオーディションでも良い印象を与えることができる可能性もあります。
また、所属せずにフリーとして活動する際、テレビ局や劇場に使ってもらうように直接アプローチをかけることがあると思いますが、その時にも養成所に入っていた事実がある方が採用しやすくなります。
いずれにしても、養成所に入っていたことでマイナスになることはないので、しっかりと養成所で過ごしたことを武器にして芸人を目指していきましょう。
執筆：ざっきー
胸筋生まれ大腿筋育ち三度の飯よりポージングが好きなざっきーです。 新宿２丁目でモテそうだねってよくいわれます。最近の悩みは顔出しパネルに顔を入れると外れなくなることです。
